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オネェとホスト不思議な同居生活
第6章 気になる同居人



「ほら食べようよ祐希、朝ご飯は1日の健康の素よ」


「はいはい‥
明菜の毎日のうんちくだもんね」


ご飯・味噌汁・焼き魚・お浸し‥
朝らしいバランスの取れたメニュー、これに野菜のスムージーも付いたのが、毎日の朝食。



「あら、食事は美容に繋がるの‥
今日は休みなんだから、一緒にエステにでも行く?」


「明菜1人でどうぞ‥
私が行っても、大して変わらないもん」


ご飯を口に放り込んで、休みの度に誘われる、美容関係のお断り。


明菜じゃあるまいし、私がエステに行ったって、どうなる訳でもなし、行くだけ無駄な動力、それなら寝ていた方が良い。



「はぁ‥付き合い悪っ!」


「ちゃんと、買い物とかは付き合っているでしょう‥
エステは明菜の個人趣味、私の趣味と違うじゃない」


「祐希の趣味って‥あの本屋巡り?」


「だから個人趣味だって!」


そう、私の趣味‥
趣味って程じゃ無いけど、本屋巡りをして恋愛系の漫画や小説を買う。


仕事の為の甘い台詞のお手本と、後その‥オナニー用の妄想の為・・


こればかりは、明菜にも付き合わせない!



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