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オネェとホスト不思議な同居生活
第6章 気になる同居人
明菜って、同居人としては理想的・・
大学時代からの友人で気心も知れてるし、不思議なくらい作らないで本音も話せる‥
それにオネェだから、お姉さんじゃ無いけど安全で、女として話せるお友達感覚。
少し違うと思う時はあるけれど、やっぱり一緒に住むという点では、明菜以外は考えられない。
「仕方無い、夕方から1人でエステに行くわよ‥
その代わり、帰りにお気に入りの化粧品買って来て良い?」
「そ‥それくらいは‥‥」
「夜に試そうよ、面白いパックを見付けたんだ、絶対祐希も喜ぶからさ」
「明菜‥
話し方が輝に戻ってるって‥‥」
「ん?
仕事じゃ無いんだから、どっちでもいい‥
輝も明菜も俺は俺なの!」
あーぁ、とうとう俺発言‥
時々こう揺れ動く、輝と明菜の狭間で‥‥
私は慣れているけど、普通聞いたら驚くと思う‥
外では完全に明菜で、輝の部分は殆ど出る事って無い。
「私もどっちでもいいけど‥
元々が輝として知っているんだし、今更感満載‥‥」
「今更‥それ酷くない!?」
「どっちも1人でしょう、私と同じく‥
私の場合仕事だけだけど‥‥」
雄輝は仕事‥
明菜と違って、仕事だけで後は何も思わない‥
それで給料貰っているんだから、キッチリこなしているだけの話。