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オネェとホスト不思議な同居生活
第7章 振られて‥‥
「そこで場面転換するー!
どうしてキスシーンまで持っていかないのよ!!」
「ゆ‥祐希‥‥」
この内容で、此処まで盛り上がれるのか‥
今期大して話題にもなってないドラマだろこれ?
俺の方は適当にドラマを見ながら、やけ酒というビールをグイグイ‥
仕事と違って、こういう時のビールは効くー!
「あーあ、そのまま次回だ‥
持たせるし、最後どーすんのよ」
「考えて見れば‥
見るドラマって、殆ど恋愛物ばかり」
「良いじゃない、好きなんだから‥
うーん‥恋愛ドラマ良いー!」
「その前に自分の恋愛は?」
「??
毎日店で疑似恋愛してるので十分‥
私じゃ彼氏なんて出来ないもん」
また、祐希得意の引っ込み思案‥
これが無ければ、彼氏くらい簡単に出来るのに‥‥
逆に言えば、祐希がこうだから俺が側に居られるんだけど。
「明菜こそ、どれだけ居るのよ?」
「今日は全滅ー
だって、ただのセフレだし、本気じゃ無いんだし、タイミングが合わなければこんなもの」
「・・本命‥居ないの?」
・・・祐希から、その言葉を聞くとは‥
本命だったら、目の前に居るって!