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第8章 我慢出来ない‥

目線を逸らして、横を向いてしまったけど‥
輝は童貞で、そして私の為って‥‥


ずっと、輝の気持ちに気付かなかった‥隠すの上手過ぎるよ‥
なんでもっと早くに言ってくれなかったの？



「祐希は俺の事‥嫌い？」


私？


私は輝とは友達で‥
でも、本当にそれだけ？


稀にエッチな事をされたのに、嫌だと思わなかった私が居る。


言葉では否定的な事を言っていたけど、あれって無理やり拒もうと思えば拒めた筈‥
なのに私は、輝のやる事を密かに‥受け入れていたんだ・・



「・・・嫌いじゃ‥‥ない・・・
輝の事は嫌いじゃない・・・」


「じゃ‥俺を受け入れて祐希・・
もう我慢出来ない、今嫌って言われたら、レイプしてでも祐希を犯しそうなんだ‥
俺だってそんなのは嫌だ、祐希が受け入れてくれた方が良い‥‥お願いだから祐希・・」


辛そうな輝の顔‥
こんな輝は初めて見た。


それだけ輝が必死だって分かる‥
だから‥‥‥


頷いて良いよね‥


受け入れて良いよね‥


輝こんな私で後悔しないよね‥



「輝‥‥分かったから、輝の気持ち分かったから‥
・・・・・良いよ、私を輝の好きにしても‥受け入れるよ輝を‥‥」


「・・・・・祐希」