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オネェとホスト不思議な同居生活
第10章 男で良いの?



「ふふ‥
それは誉め言葉ですねお嬢様・・」


だから嘘を吐く‥雄輝として‥‥



「雄輝さん‥‥‥」


ヘルプが横に来て、次の指名の打診‥
此処はヘルプに任せ、次に行く事になりそう。



「・・お嬢様、私は少し席を外しますが、どうかこのままclub pulseでお楽しみ下さい」


何時もの常套文句‥
もう一度、このボックスに来れるかなんて分からないのに・・・



「今日も盛況ねぇー雄輝」


「そちらも‥明菜‥‥」


指名移動の隙の少しの会話‥
移動の度、裏でミネラルウォーターを飲むのは私の癖、お酒に酔わないように、こうして合間に水を飲んでやり過ごす。



「そろそろショー前の指名合戦でしょう?」


「ええ‥前に明菜が言った通り、ドンペリでも入れば一発なんですがね」


「・・・
今日は入るかも‥
店一番の金使いが荒いのが来ているもの‥‥」


「ほぅ‥落とせ‥と?」


「察しが良いわね‥
付けたら良い売り上げになるわ」


「分かりました‥
チャレンジしてみましょう、どうなるかはお客次第・・・」


「うふっ、乗ってくれるから好きよ雄輝は‥」


「それはどうも‥」


仕事対応なら明菜に負けない‥
それでは、明菜が言う最上客に会ってみましょうか・・



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