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第24章 step24十八段目…春

お盆に食器をまとめ廊下に出し、部屋の襖を開けると真っ暗だった。

いや、ハルトに抱きつかれていた。

｢ルリが脱がせて？｣

ﾝ…ﾝ…

キスされるなかで帯の結び目を探す。

｢浴衣ってエロいね。｣

ハルトは着物の裾をたくしあげ、お尻を撫で回す。

ハルト…布団に

｢はいはい、籠の中のお姫様。｣

ぅわっ…

ｸﾙｯと視界が代わり、抱きかかえられる。

｢歩けますから。｣

｢いや、逃げないようにね。｣

｢はぅ…逃げません…｣

ﾄｻｯ…

奥の間に敷かれた布団に降ろされる。
ベッドの時は、投げ出されることもあるけど、
屈んでゆっくり降ろされたと思いきや、そのまま組伏せられた。

｢ハルト…逃げないから…｣

｢さっきルリだけイッタでしょ？俺待てないの。｣

ﾁｭｯ…ｼﾞｭｩ…

乳房に吸い付かれる。

ﾝｱｯ…

｢猪も稚魚も美味いけど、やっぱルリが一番だな。｣

ﾊﾞｻｯ…

ｯｱ…

中途半端に引っ掛かる帯をそのままにハルトが着物の袖を抜き、上半身が露になる。

その逞しい胸板と腕を見るとｷｭﾝとなる。

あの中に収まりたい…
抱かれたい…
ワタシの体が反応し始める。

また覆い被さってきて、乳房を両手で掴まれる。