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第7章 step７一段目

ﾋﾟｸﾝ…

ルリが反応する。
振動も長くする。

ルリは、鉛筆を置き机に掴まり、ﾊｧﾊｧ言う。
一瞬MAXの手前まで強くし止めれば、

ｱｧﾝ…

声を洩らす。


｢ルリ勉強終わらないよ？｣

声をかけてやる。

あとは、時間も間隔も強さもﾊﾞﾗﾊﾞﾗにルリの反応に合わせてスイッチを操作する。

とうとうルリは両腕を交差し自分の肩を押さえ、

ｱｯｱｯｱｯｱｯ

嬌声を出すようになった。


ハルトが訓練と言ってアタシの中に入れたモノの正体を知らない。

入ったままの異物感はあるけど、何とかなりそうだと思った。

ご褒美って何だろう…

そんなこと考えてちゃダメ
ワタシはひたすら問題に取り掛かる。

5分くらい経ったかな…

ワタシの中のモノが震え出す。

ﾋﾞｸﾝ…

体が反応してしまい、

ｶﾞﾀｯ…

椅子が動いてしまう。音と同時にハルトがワタシを見る。
感じてしまったらハルトに叱られるのかな…
ワタシは深呼吸して気を紛らわした。

また5分経った…何もない、ハルト忘れてるのかな？今のうちに、問題解かなきゃ。

ﾋﾞｸﾋﾞｸっ

振動と同時に体が震える。
これ、ダメ集中できない、振動が強くなる。頭がボヤける…