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***堕散る(おちる)***
第24章 step24十八段目…春
「ヘンゼルとグレーテルはその話を聞いてしまい、光る小石を持って出かけました。
森を進みながらその小石を落として行きます。
夜になると光る小石を目印に家に戻ります。」
「めでたしめでたし…」
「ちょっとまだ早すぎます。
次はもっと遠くに連れて行かれ、小石がなくなってしまいます。そこでヘンゼルはパンをちぎって落として行きます。
夜になり目印のパンくずを探しますが見当たりません。もしかしたら鳥たちが食べてしまったのかもしれません。とうとう二人は迷子になってしまいました。
歩いていると、なんとお菓子で出来た家を見つけます。
お腹の空いていた二人は我慢できずに食べてしまいました。」
「そして仲良く暮らしましたとさ、めでたしめでたし…」
「ところがそこは魔女の家で、ヘンゼルは牢屋に入れられ、グレーテルは家事を手伝わされました。しかも魔女はヘンゼルを太らせて食べようとしていたのです。」
「俺みたいに災難続きだな…ヘンテコ…」
「ヘンゼルです。
ところがグレーテルが鳥の羽根をヘンゼルに渡したので魔女が太ったか確認してもいつも骨ばかりでした。
魔女は目が悪くて見えなかったのです。」
森を進みながらその小石を落として行きます。
夜になると光る小石を目印に家に戻ります。」
「めでたしめでたし…」
「ちょっとまだ早すぎます。
次はもっと遠くに連れて行かれ、小石がなくなってしまいます。そこでヘンゼルはパンをちぎって落として行きます。
夜になり目印のパンくずを探しますが見当たりません。もしかしたら鳥たちが食べてしまったのかもしれません。とうとう二人は迷子になってしまいました。
歩いていると、なんとお菓子で出来た家を見つけます。
お腹の空いていた二人は我慢できずに食べてしまいました。」
「そして仲良く暮らしましたとさ、めでたしめでたし…」
「ところがそこは魔女の家で、ヘンゼルは牢屋に入れられ、グレーテルは家事を手伝わされました。しかも魔女はヘンゼルを太らせて食べようとしていたのです。」
「俺みたいに災難続きだな…ヘンテコ…」
「ヘンゼルです。
ところがグレーテルが鳥の羽根をヘンゼルに渡したので魔女が太ったか確認してもいつも骨ばかりでした。
魔女は目が悪くて見えなかったのです。」