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***堕散る(おちる)***
第24章 step24十八段目…春
「左様でございます。実の分だけ桜の花が飾れると懸命に摘んでいらっしゃったと案内した者が申しておりました。」
「あ、ありがとう…ハルト…」
「ルリ、泣くことじゃないから、誕生日なんて毎年くるから、さあ女将さん、蝋燭〜そして歌〜」
蝋燭を立てると灯りを灯し、記念撮影をした。
ハルトに並んでグッと肩を引き寄せられて恥ずかしかったけど、とても嬉しかった。
「さあ、召し上がれ。」
蝋燭を吹き消してケーキを取り分けてもらう、スポンジも緑とピンクの二層になっていた。
「抹茶と桜のお味にしました。」
「女将さん、とても美味しいよ。ケーキやさんになれるよ。」
「本当に、美味しいです。」
「ありがとうございます。でもこんな山奥に買いに来てくださるお客様はいないですよ。」
「う〜ん残念だなぁ。」
こうしてサプライズのバースデーを楽しんだ。
「ルリ〜お風呂に入るよ〜」
ルリが無言でついてきた。ケーキのことから何かおとなしい。
まあいっか。
「ハルト、お背中流しますね。」
「ああ、頭も全部洗ってね。」
「はい、もちろん。」
言わなくても体を使って洗ってくれる。
ケーキの影響かな…
「あ、ありがとう…ハルト…」
「ルリ、泣くことじゃないから、誕生日なんて毎年くるから、さあ女将さん、蝋燭〜そして歌〜」
蝋燭を立てると灯りを灯し、記念撮影をした。
ハルトに並んでグッと肩を引き寄せられて恥ずかしかったけど、とても嬉しかった。
「さあ、召し上がれ。」
蝋燭を吹き消してケーキを取り分けてもらう、スポンジも緑とピンクの二層になっていた。
「抹茶と桜のお味にしました。」
「女将さん、とても美味しいよ。ケーキやさんになれるよ。」
「本当に、美味しいです。」
「ありがとうございます。でもこんな山奥に買いに来てくださるお客様はいないですよ。」
「う〜ん残念だなぁ。」
こうしてサプライズのバースデーを楽しんだ。
「ルリ〜お風呂に入るよ〜」
ルリが無言でついてきた。ケーキのことから何かおとなしい。
まあいっか。
「ハルト、お背中流しますね。」
「ああ、頭も全部洗ってね。」
「はい、もちろん。」
言わなくても体を使って洗ってくれる。
ケーキの影響かな…