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***堕散る(おちる)***
第28章 step28 二十二段目…夏休み…入社試験
抱き潰されて眠るルリ。
試験は終わった。
体を明け渡すこと、欲を孕むことが悪ではないことを教えたかった。
そして、それでも俺のところに帰ってくればいいのだ。
開発したばかりの媚薬を使った。
時間やオーガズムでは解消出来ない催淫効果を持つ薬。
唯一、精液だけが中和剤の役目をする。
薬が効いたところで、sexのことしか考えられない三つ子を部屋に入れた。
思惑通りに事が運び、俺はまだ昏睡するルリを助手席に寝かせてマンションに戻った。
俺のオンナ…
俺の為に生きるオンナ…
役に立つオンナ…
一年かけて完成した高級人形。
思わず笑みが浮かんだ。
卒業まではあとは平穏に過ごし、就職を母親に認めさせるだけとなった。
まだ眠るルリを抱き上げてマンションに戻りベッドに寝かせた。