この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第30章 step30 二十四段目…入社式…1階




コンコン…

「こんにちは。」

コォッ…

「卒業おめでとう。」

パァン…

またクラッカー攻撃だ。
事務所で仕事をすることはないので、ここともお別れだ。

ここ用の制服も畳み荷物をまとめる。

「また、落ち着いたら、遊びにくればいいさ。」

神妙にしているワタシにハルトが声をかけてくれた。

ハルトが見立ててくれたスーツで家に帰る。
母は、ハルトが食べるからと盛りだくさんのおかずを用意して待っていた。

「「卒業おめでとう〜」」

ハルトと母はスパークリングワイン、ワタシだけお子様シャンパンでの乾杯。

母が寂しくならないように沢山話をした。


「じゃあお預かりします。」

「いってきます。」

「いつでも帰ってきてね。」

学校の制服を自分の部屋に置き、スーツで出発した。
ハルトと並んでスーツ姿で電車に乗る。
少しハルトに近づけた気がした。


ハルトに抱かれて眠る。
これからはずっと一緒だと思っていた。

/1776ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ