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***堕散る(おちる)***
第7章 step7一段目
あっ…またイカなかった
ついついイカセることばかり考えてイキそびれるな…
失神したルリをソファーに眠らせる。
珈琲でも淹れるか…
俺はルリが起きるまでモニターを眺め珈琲を啜っていた。
ルリ、俺がイクまでヤルって、また言うのかな…
玩具と寿司屋の親父の話もまだしてないな…
後ろでモゾモゾと音がする…
起きたか…
俺は振り向かずにいた。
そっと後ろからルリが抱きしめてくる。
「ハルト…
いつもワタシだけ…」
イッチャウって言いたいんだろな…
「ルリ、いいんだよ…
イカなくても、満足してるから俺」
ルリが肩にキスしてくる。
「ハルト
イクまでして?
ワタシもハルトがイクまでしたいから…」
これは持論だが
男は射精をイクという、実際、途中の行為で快感は得られるが、射精しないと達成感はない。
女は何度でもイケる、その度に解放感を持つ。
でもそれは、男に射精されることからの精神の逃避なのではないかと思う。
孕まされる…母体となる危険を本能的に組み込まれているから、
受け入れるかどうか、その覚悟から逃避する。
それが達する解放感と錯覚しているのではないかと思う。
ついついイカセることばかり考えてイキそびれるな…
失神したルリをソファーに眠らせる。
珈琲でも淹れるか…
俺はルリが起きるまでモニターを眺め珈琲を啜っていた。
ルリ、俺がイクまでヤルって、また言うのかな…
玩具と寿司屋の親父の話もまだしてないな…
後ろでモゾモゾと音がする…
起きたか…
俺は振り向かずにいた。
そっと後ろからルリが抱きしめてくる。
「ハルト…
いつもワタシだけ…」
イッチャウって言いたいんだろな…
「ルリ、いいんだよ…
イカなくても、満足してるから俺」
ルリが肩にキスしてくる。
「ハルト
イクまでして?
ワタシもハルトがイクまでしたいから…」
これは持論だが
男は射精をイクという、実際、途中の行為で快感は得られるが、射精しないと達成感はない。
女は何度でもイケる、その度に解放感を持つ。
でもそれは、男に射精されることからの精神の逃避なのではないかと思う。
孕まされる…母体となる危険を本能的に組み込まれているから、
受け入れるかどうか、その覚悟から逃避する。
それが達する解放感と錯覚しているのではないかと思う。