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***堕散る(おちる)***
第30章 step30 二十四段目…入社式…1階

ああああっ…またっ…イクッ…

僕も出すねっ…

末っ子がルリに打ち込んで放っている。

用の済んだ兄2人はさっさとベッドから降りていて、
末っ子もまたルリを投げだして離れていった。

ルリは失神したまま眠っているようだった。

「じゃあとりあえず今日はこれで。
また必要なら連絡する。」

三つ子はここに住んでいて、他の役員たちにも寝泊まり用の個室を用意してある。

彼らは挨拶だけしてそれぞれの部屋に戻っていった。

昏睡状態のルリを抱き上げ俺も自室に戻り、ルリを抱えたままバスルームに向かう。

湯船に浸かっても全く目覚める気配すらないルリを洗って、ベッドで抱き締めて眠らせる。

起きたら、誰に抱かれても俺の元に戻ってくればよいことをもう一度教えてやらなきゃいけない。


目覚めるのを待つつもりが、ルリの体温に引き込まれて一緒に眠ってしまっていた。


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