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***堕散る(おちる)***
第30章 step30 二十四段目…入社式…1階

起きては抱いて、食べてまた寝ると繰り返した。
俺の部屋にルリを連れて帰る。

ハルト…

起き上がれないほど疲弊したルリが俺を呼んだ。

「ん…ルリ?」

「ワタシはハルトの役に立ててる?」

「このまま仕事に出ればね。」

「ワタシはハルトのところにいていいの?」

「ああ、ルリは俺の女だ。ルリしかいない。」

「ワタシの住むところはどこですか。」

「俺と一緒、あそこのマンションでいいか?」

「うん。」

ルリは嬉しそうに微笑み、目を閉じてそのまま眠りに落ちた。

抽象的な話をしたのはこれが最後だった。

翌日も同じように1人ずつ、または複数で抱いていく。まさに抱き潰していった。

ルリは文句一つ言わずに研修を終えた。

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