この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事

「キノコを削ってるんですか。」

「そうだ。独特な香りを楽しむんだ。フォアグラとともに、世界三大珍味の一つ、とても高級なんだそうだ。」

「じゃあ、3つのうちの2つがこのお皿に乗ってるんですね。」

「そうなるな。」

「とても美味しいです。」

高価だからもったいないと遠慮することはないのだと、先ほどのウサギの話から思った。

「トリュフの探しかたが面白いんだ。
そもそもトリュフは地面に埋もれていて見つけるのが難しい。

メスの豚がその匂いを嗅ぎ分けることが出来る。
だから、豚を放って地面を掘り返すところを掘るんだ。そうしないと食われてしまうからな。」

「メスだけなんて面白いですね。メス豚はグルメなんですね。」

「あっはっは、グルメじゃないよ。豚が高級食材だと知ってて食べるわけがないだろう。」

「じゃあ何で、メス豚だけなんですか?」

「何でだと思う?」

「オスには探せないんですよね。」

「そうだ、いいところに気がついたな。」

王様はニヤニヤ笑うがそれ以上ヒントはくれなかった。

「降参です。教えてください。」



/1776ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ