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***堕散る(おちる)***
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事

冷たい水が体に染み渡っていく。
汗をかいた体に、

でもミストサウナに入ってから、ワタシの体に変化を感じていた。

ムズムズして股間には汗でないものが溢れていたのだ。
昨日までのsex漬けの研修のせいだろうか…
ハルトに抱かれたい。そんな気分だった。

「様子を見ながらこれを何回か繰り返すよ。
ただ、調子が悪くなりそうなら早めに教えてね。」

デトックス効果、このいやらしい体の淫らな欲も吐き出されるのだろうか…

また、王様とサウナに戻った。

テレビはウォルト・ディズニーのネズミの無声映画、アメリカの猫とネズミのアニメとやはり言葉のない作品ばかりだった。

デトックス効果かテレビで気が紛れたのかムズムズは治まる。

でもミストサウナにいくとねっとりとした霧以上のものがワタシの中心から溢れるのだった。

「そろそろ上がろうか。」

王様に声をかけられて、ぼぅっとしていた自分に気づく。
立ち上がるのが遅れて、王様に掴まれた腕から、ビリビリと電気が走ったように感じた。

王様が心配そうに覗きこみ、腕を掴んで立たせてくれた。


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