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***堕散る(おちる)***
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事
「ぴよちゃん、家に帰るか…
ここで待機していても同じだしな。」
コッ…コッ…
「お前も帰りたいか?」
コォッ…
三つ子に留守を任せ、荷物をまとめてマンションに戻った。
会社ではせっかくのぴよちゃんの産み立て卵を調理することが出来ないから…
車を飛ばしてマンションに戻り、すぐにご飯を炊いた。
よりによって、ルリがいなくなってから卵を産みだすぴよちゃん。
「ルリにぴよちゃんが一人前に卵産めるようになったって、早く教えてやりたいなぁ。」
コォッ…
「ぴよちゃんもそう思うか。」
ご飯が炊ける。やはり卵かけご飯だろう。
「ぴよちゃんの卵いただきます。」
コンコン…パカッ…
コォッ…
いつも卵を割るところなど見ないはずが、ぴよちゃんは椅子に登って眺めにきた。
「……んまいっ」
ぴよちゃんの背中を撫でてやる。
コォッ…コォッ…
悲しいのか、誇らしげなのかぴよちゃんは鳴いていた。
家に帰ったから、今晩からぐっすり眠れると思っていた。
ここで待機していても同じだしな。」
コッ…コッ…
「お前も帰りたいか?」
コォッ…
三つ子に留守を任せ、荷物をまとめてマンションに戻った。
会社ではせっかくのぴよちゃんの産み立て卵を調理することが出来ないから…
車を飛ばしてマンションに戻り、すぐにご飯を炊いた。
よりによって、ルリがいなくなってから卵を産みだすぴよちゃん。
「ルリにぴよちゃんが一人前に卵産めるようになったって、早く教えてやりたいなぁ。」
コォッ…
「ぴよちゃんもそう思うか。」
ご飯が炊ける。やはり卵かけご飯だろう。
「ぴよちゃんの卵いただきます。」
コンコン…パカッ…
コォッ…
いつも卵を割るところなど見ないはずが、ぴよちゃんは椅子に登って眺めにきた。
「……んまいっ」
ぴよちゃんの背中を撫でてやる。
コォッ…コォッ…
悲しいのか、誇らしげなのかぴよちゃんは鳴いていた。
家に帰ったから、今晩からぐっすり眠れると思っていた。