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***堕散る(おちる)***
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事
プルプル震えては止まり、またプルプル震える。
なんだかこの様子、見たことがある。

俺はぴよちゃんの後ろに回りじっと見ていた。

『ぴよちゃん…頑張れ』

邪魔しないように言葉にせずに励ます。

コォッ…

15分くらいぴよちゃんは頑張っていただろうか。

一声鳴くとお尻から白いものが見えだした。

『もう少しだ。頑張れ。』

ぴよちゃんのお尻の下にそっと手をかざす。

見る見る内に卵が現れて、ポトリと手の中に落ちた。
ぴよちゃんは温めようと思ったのか、俺の手の上に腰を下ろした。

「ぴよちゃん、頑張ったな。でも残念だけど、温めても赤ちゃんにはならないんだ。」

ぴよちゃんの背中を撫でてそっと卵をポケットに隠した。

ぴよちゃんは後ろを振り向き卵を探す。

コォッ…

頑張った成果が見れないのも可哀想だ。
ポケットから卵を出して見せて、

「ひよこにはならないから、俺が貰うよ。」

一度顔を擦り付けるような仕草をしたが、納得したのか離れていった。

初めてぴよちゃんが産んだ卵、その温かさに感動したが、困ったことが起きた。

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