パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第31章 step31 二十五段目…Ｂ１階 初仕事

そこからは王様は離れたまま、どんどんゲームが進む。

球もだんだん当たるようになってきた。
でもワタシは台の向こうで揺れる王様の中心にばかり目がいってしまっていた。

王様がｷｭｰを繰り出す動きに、その腰付きに、違う行為を思い浮かべて、また後ろから抱き締めて教えてくれないかと期待してしまう。

｢じゃあ、練習は終わり。一度ゲームをしてみよう。
ブレイクショットをやらせてあげる。｣

王様が球を菱形に並べ、白い球を置く。

ふざけたつもりはないのに、少し遠目に感じた白い球にｷｭｰが上手く当たらず、球のないほうに白球が転がっていった。

｢腰が引けてる。｣

王様が厳しい表情でワタシを見る。怒られる。ワタシの体は強張った。

呆れた表情をして王様がワタシの後ろに回り、腰を掴まれる。

｢ここは動かしても軸をぶれさせない。｣

手を揺すって腰の回転を指導される。
ワタシの中心はぶれるどころかｼﾞﾜｯと蜜を溢れさせた。

腕を掴まれ支えと右手の引きを繰り返される。
でもワタシの意識は触れる王様の中心に集中していた。

結局、王様が二人羽織のようにしてブレイクショットは放たれた。