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***堕散る(おちる)***
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事

彼女が切っ先を捕らえて迎え入れていく。今まで出されたものが、男を伝って落ちていく。

彼女がガラスにつく手に力が入り、どれだけの快感を迎え入れたのかが伝わる。

男が全てを納めたあと、彼女の上げた足を自分の腰に絡ませる。
上体をガラスに押し付けて律動を開始した。

こちら側のギャラリーは大喜びで、ちょうど正面に位置する庭師たちは、ガラス越しに乳房を揉む仕草や、乳首を指差していた。

最初、彼女はその有り様に驚いてガラスから体を離そうとしていたけれど、次第に慣れ、むしろ自分から押し付けて乳首をガラスで転がしていた。


ワタシは、もう見たくなかった。
すっとガラスから離れると王様がそれに気づいた。

「もう部屋に戻るか?こんなの女性は見たくないよな。」

差し出された手に手を乗せて、その場を後にした。

見たくない理由は違った。彼女が羨ましくなって、ワタシもして欲しくなってしまったから、
太ももまで滲む蜜を自覚して、擦り合わせるようにして歩き、屋敷に戻った。


「あ、あの…シャワーを浴びさせてください。」

「ああ、そうだね。汗をかいただろう。」

王様が着替えを出してくれた。


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