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***堕散る(おちる)***
第32章 step32 二十六段目 B2階 犬になる
王様がサウナにいくと言う。サウナは入れる。
今までと同じことが出来るだけで嬉しいと感じていた。
王様と一緒に2階に上がる。王様が椅子にバスタオルを敷いてくれた。
ソファーと同じように『伏せ』のポーズで上ろうとしたら、『お座り』のポーズを命じられる。
王様はテレビを見たいようで、恥ずかしいけど脚を開いて座った。
すぐにテレビがつけられて、やはり、ワタシを見る為にこの姿勢を取らされたのでないとわかりホッとした。
テレビは犬の生活の映像だった。
いつも通り音声はなく、食事、散歩、排泄などのシーンが流れる。人とボールで遊ぶシーンも流れた。
王様はこれを見て、ワタシが犬らしい動作をするように望んでいるのだと感じた。
更に映像は続き、交尾のシーンが始まる。
雄犬に背中を押さえつけられて後ろから挿入されていた。
犬にも快感とかあるのだろうか…
バカなことを考えていた。
「そろそろミストサウナに行こうか。」
王様についていき隣のサウナ室に入る。
今度は王様は伏せるように命じ、王様の太ももに頭を乗せた。
ミストが入り薔薇の香りがする。
ワタシはまた濡れ始めた。