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***堕散る(おちる)***
第33章 step33 二十七段目 B3階 犬になって

ユキはぼうっとしたままついてきて、扉を押さえて先にミストに入らせる。

後ろ姿を見れば、太ももまで蜜を垂らしていた。

ミストには欠かさず薔薇のアロマを入れてあり、すぐさまユキはモジモジし始めた。

「ユキ、犬の交尾の映像を見て発情したのか?」

先ほど流した映像は様々の犬種の交尾のシーンだけを集めたものだった。

クゥン…

ユキは牝犬が射し込まれて鳴くように甘く鳴いた。

「してやるから、上がって四つん這いになれ。」

タイル張りの椅子にバスタオルを敷けばすごすごとそこに上がる。

クァアアッ…イィッ…

濡れそぼつソコに前儀もなしに腰を掴み、一気に貫いた。

「ユキは発情期なのかな。いつも盛ってるな。」

ッゥワン…

「いいなら俺の名を呼んでイケっ」

そのままペースをあげるとユキは足を踏ん張りオレを受け止めた。

ユキはいつでも誰でも受け止める。それはもう体で覚えたことだった。

ウウっ…イィッ…ウウっ…ウウっ

懸命に俺の名を呼ぶユキにほだされて、尻を掴み全てを注ぎこんだ。

アアァッ…

「ナカに出されて気持ちいいか?」

ワン…

俺も腰掛け、太ももにユキを伏せさせ、背中を撫でてやった。


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