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***堕散る(おちる)***
第34章 step34 二十八段目 B4階 約束の日
チュッ…チュッ…クチュッ…
ッフム…
キスの間もルリの手は休むことなくオレを握り上げる。
「もっと舌を絡めて?」
チュッ…クチュックチュッ…
返すように舌が動き、俺の舌に絡めてくる。
その動きは衰えていない。ならば、なぜ、ら行が発音できないのか…
ルリが懸命に手こきをしてキスを返す。
俺も探るのは止めて行為に没頭していった。
チュッ…チュッ…
キスをずらして口を下に移動させていく。
首筋、鎖骨、胸元とルリの肌を味わうように口づけする。
ルリは甘く喘ぎ始めた。
「少しデカくなったか?」
乳房を集めるように指で掴む。
既に尖っている先端に舌を乗せて転がし、口に含んでいく。
アアアッ…
ルリは喉を晒して声をあげた。
「もう一度俺の印をつけてあげるよ。
ルリは俺のもんだ。」
乳房を寄せて左右を合わせ、そこに跨がるように、合い印のようにマークを付けた。
ウゥッ…ンハァ…
記憶にないのかルリはキスマークそのものにはあまり反応を示さなかった。
「ありがとう、もう充分だ。今度はルリが良くなる番だ。」
自身を握り上げる手をゆっくりと剥がし、俺はルリの脚の間に移動する。
膝に手を掛け、そこを開いていった。