パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第34章 step34 二十八段目 Ｂ４階 約束の日

下ろせばまた四つん這いになってしまうだろう。
俺はルリを抱えたまま椅子に座り、横抱きのままシャワーコックを取ってルリに掛けていく。

きっと四つん這いで上からシャワーを浴びさせられていたのだろう。
ルリはひどく驚いていた。

｢ルリ、自分の手で擦ってごらん。｣

ボディソープをつけてやると、丸まった手で懸命に擦る。
あそこにはメイドが沢山いるから、たぶん世話されていたのだろう。
慣れない手つきで洗うルリを可愛いと思った。

｢ナカは俺が洗うよ。｣

シャワーコックをルリに握らせて洗っていく。

ﾊｩｩ…ｸｩｳ…

恥ずかしいのだろうけど、反応して甘く鳴いていた。

｢ルリを抱っこしてるから、俺は洗えないな。ルリが洗って？｣

きょとんとするルリを対面で抱えて胸同士をくっつける。

脚を開いて跨がるルリの足裏を床に付けさせた。

｢こうやって足で蹴って体を擦り洗うんだ。｣

腰を掴んで上下させ、後は支えるだけにして自分で動かさせる。

使わないで衰えさせるのは簡単だが、萎えてしまった力を取り戻すのは大変なのだ。

ルリは俺の肩に拳を置いて、手足に力を入れて踏ん張る。