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***堕散る(おちる)***
第3章 step3初めの一歩

割れ目を開き、中指をグッと挿しこむ。

「あ…ん、」

ルリの口から漏れたのは艶声だった。




何でそんなことまで答えなきゃいけないの?
ワタシは男を睨む。

男は検査だと言う。

あっ…さっきまで口内を探っていた検査を思い出す。

イヤそんなこと…
ワタシは力を入れて抵抗する。



そうワタシ処女じゃない。

1週間前、リュウと初めて体の関係を持ったばかり。

付き合い始めて、しばらくするとリュウから迫られていた。

ワタシは、友達に相談した。

『早くないでしょ。
愛があれば期間なんて関係ないよ。』

『シたらね、ひとつになったって感じるよ〜』

皆、後押しする意見ばかりだった。


そして1週間前、リュウと繋がった。ひとつになった。と思っていた…




割れ目を開き、中指をグッと挿し込む。

ツプッ…

すんなりとソコは受け入れる。

「ぃ…やっ、」

抜き差しし反応を見る。

ルリ目を瞑っちゃだめなんだよ。余計感覚が研ぎ澄まされるのに…

単純な動きの間に、ぐにゃぐにゃと壁を擦る動きを混ぜる。


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