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***堕散る(おちる)***
第8章 step8二段目…視覚
しばらく包まれる温かさを味わった。

「動かしていい?」

「はぃ」

俺はゆっくり動かし始める、ルリが手招きするので、ルリの脇の間に手を付き
ルリに覆い被さる。

ルリが優しく俺の腰に脚を絡めてきた。
ルリが俺の首に手を回し、ゆっくり引っ張る。
吸い寄せられるように、ルリに口づけする。
手が俺の胸の筋肉を確かめ背中に回っていく…

俺もルリの肩を抱き、もっと密着していく。
下はゆっくりと動かすだけだが萎えることもなかった。

口づけも舌を優しく絡めあうだけのもの
時間がとまりそうな、ゆっくりと温かい空間
ぴったりと体をつけ、優しく動かす…
柔らかな乳房に埋まりそうなのに、ルリの乳首が俺の胸で転がっている…

「ワタシ…ハルトと一つになりたい…」

「なってるよ」

「もっと一つに…溶けてハルトの体の一部になってしまいたい…」

「そしたら俺、ルリ見れなくなっちゃうじゃん」

話しながら、ルリの中がうねり、オレを優しく絡めつける…

「ルリの方が温かすぎて、オレが溶けそうだ…」

うねりに負けないよう少し強く動かす。
結合部はクチュクチュと柔らかい水音を立てる。

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