この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第39章 step39 三十三段目 屋上へ

これだけ長く一人の女を抱き続けたことはないが、ルリのナカはいつも俺を苦しめる。

ギュウギュウと締め付けて奥に誘い込んでくる。
他の女などいらない。
ルリで十分だった。

ルリが手足を絡めて俺を引き寄せる。
こんなことをされても心から喜べるのはルリだけだった。

堪らず動きを早めていき、同時に達し、最奥に放った。

ルリを抱き上げて風呂にいき、ナカを綺麗にしていく。

そしてまた抱き締めて、湯に浸かった。


「ハルト…
空には彦星と織姫がいるんです。」

「それは星?」

「人だと思うんですが…
星を人になぞらえたのか…
わかりませんが…」

「ふうん…それで?」

「織姫はその名前の通り機織りを仕事とするお姫様でたいそう美しい女性でした。
そして彦星は牛飼いの男でこちらも逞しい男らしい人でした。

二人は恋仲になりました。」

「いきなりめでたし、めでたしだな。」

「ハルト…それじゃあお話にもなりません。」

「そだな…」

「二人は恋に落ち、逢瀬を重ねて、遊んでばかりいて、自分たちの仕事が疎かになってしまいます。」

「得意のあらら…だな。」

「そんな二人を見ていた神様が怒ってしまいます。」


/1776ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ