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***堕散る(おちる)***
第8章 step8二段目…視覚
どちらからというわけでなく、ほぼ同時に目覚めた…

「ルリ悪い、重かったろ?」

体を起こすと

ズルリ…ドロッ…

ッア…

オレが抜けてルリの中から白濁のモノが流れだす…

こんな状況になったことが無いので、

気まずい…

「あっ、悪い…」


俺が立ちあがり、給湯室に向かおうとすると、ルリが俺の手を引いて止める…

いきなり、モノを口に含もうとする…

「ばっ、やめろっ」

ルリを振り払い、給湯室に入る。

湯で絞ったタオルをルリも見ずに投げつける。

「服きたら珈琲入れろ。」


起きた時からハルトの様子がおかしい…

泣いてたのに気づいたとバレちゃったかな…

ワタシのナカにハルトが吐き出したモノが出ていく…寂しいけど、ワタシでイッタ証拠でもあり、嬉しい…

そんな余韻もなく、顔を赤くして
悪い?
謝るハルト…

何が悪いんだろう…

ハルトのモノを口で綺麗にしようとすると、益々怒ってしまった…

タオル…顔みて投げてくれればいいのに…




給湯室で煙草をふかして待つ。

余裕のないsexなんてしないから、後処理をするところなんて見られたことがない…

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