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***堕散る(おちる)***
第8章 step8二段目…視覚
久しぶりに店に顔を出す。

「きゃぁあ…」

女達が騒ぐ…

「今日は好きな酒開けていいよ。
新しいの開けて、明日は客に振る舞えよ。」

色とりどりのドレス
背中のあいた物
ほとんど胸出してるだろ?って物
やけに長い丈のくせに脇にウエストまでスリットの入った物
逆に短い物

それぞれに似合う色、身体のアピールポイントを教え込み指導する。

店内では本番以外なら、何でもオッケーにさせてある。それ以上は系列のホテルで基本の3本を払えば、それ以上のお手当ては女の取り分にしてある。

俺が行くと、好きな酒が一杯タダになり、基本が2になるルールだから、女達は喜ぶ。

会員制高級倶楽部?
そんなもの下の下だろ
それだけのシステムとセキュリティと女の質

あちこちに知られたらヤバい色んな男達が集まる
マスコミで名が通っていない奴はどんなに金持ちでも身分証明を確認し、客の紹介以外は一切受け付けない
店のシステムなんて、
まあどうでもいいか。

客があいた女達が、一万のお礼に体で返しにくる。
好き放題のどんちゃん騒ぎ。
ソファーに座り酒を飲む。女達も心得ていて、俺の好きにさせてくれ、俺を好き勝手に扱わない。
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