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***堕散る(おちる)***
第3章 step3初めの一歩
男が辛そうな表情から悦楽の表情に変わる。
いつしか、男を喜ばせたいという気持ちになっていた。

男が口の奥までくる。
むせる。嗚咽する。喉が締まると男は感じるようだった。
苦しいのをこらえて口をすぼめる。

「ルリっ…イクよっ…」

ルリの後頭部を抱え、思い切り腰を振る。
涙目になりながら俺を見るルリ…
ヤベ、最高。

喉の最奥を突き、たぎりの全てをぶちまける。根元から絞り出し、一滴残さず喉に注ぐ。


男がワタシの頭を押さえる。苦しいけど、口の中でピクピクッと痙攣し、弾ける寸前だとわかる。

グッ、男のモノが喉を突き破るかと思うほど奥にきて、

ビュクッ…

口内で弾けた。
ドクンドクン、脈打つソコからドロッとまだ放たれているのまでわかる。


俺は絞りながらルリの口から自身を抜く。
口からこぼれる唾液や白濁を指で掬いルリの口に戻してやりながら、下顎をクイッと持ち上げ口を閉じさせる。

「全部飲んで?」

ある意味、この瞬間が一番興奮する。

不味いソレを飲ませる征服感。
飲みながら女は俺に支配され、服従を誓言していくのだ。
ルリが苦しそうに少しずつ飲み込む。
そうそれはお前の中に入り、俺に従わせる薬。
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