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***堕散る(おちる)***
第12章 step12六段目…視覚(5)
ルリの手が俺の腰を掴む。

ナカはうねりから痙攣へと変わる。もう近い…

毎日何度となく繋いだ体は体同士で互いを見れる。


きっと、ナカにだしてぇと叫びたいだろうな…
でもドレスを汚すわけにいかないだろ?

腹の中で呟き、最後の攻めに入る。


ビクッ…ビクビクン


ルリが弓なりにしなり、叫ぶが、口を塞いだまま、その喘ぎも飲み込んだ。

まだ、攻めを続ければ、

ガクン…

全ての糸が断ち切られ、そのまま深い眠りにルリは堕ちていった。


「何だか損な注文を出したな」

男が悔しそうに言う。



自身をしまい、そのままルリを抱き上げて俺は席を立ち店を出た。
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