この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第12章 step12六段目…視覚(5)
これ以上、嬉しい言葉があるでしょうか…
【ずっと離さない…】
いっそオカシクなってしまいたい。
ワタシは、嬉しくてハルトの胸板に口づけする。
「ルリ?
痕になるだろ?」
「あっ…」
「いや、中途半端じゃなく、しっかり痕付けてくれ、俺もルリのモンだから」
ワタシはあまりの嬉しさに涙が溢れたけど、キツくキツく口づけし、ハルトの胸板に花のような痕を付けた。
ワタシを桜と云うなら、ハルトは薔薇、
黒い薔薇…妖艶な香りを放ち誘き寄せ、すべてを虜にする。
でも黒い薔薇は人工的に造られたもの…
ずっとずっと一緒にいれば、いつか心を取り戻し、真紅の輝きを放つだろう…
「ルリ、時間大丈夫?」
「今日は母が残業で、夕食も一緒に居られます。」
朝一番に話そうと思っていたことがやっと言えた。
空は、少しずつ赤みがかってきた。今日は夕焼けになりそう。
「シタい…またルリを抱きたい。」
ワタシ達は裸で抱き合って寝ていて、先程からハルトの下半身がアタシの腹部に存在感を示していた。
「ワタシもハルトでいっぱいになりたいです…」
答えるとワタシはベッドに張り付けられて、上からハルトの鋭い視線で刺される。
【ずっと離さない…】
いっそオカシクなってしまいたい。
ワタシは、嬉しくてハルトの胸板に口づけする。
「ルリ?
痕になるだろ?」
「あっ…」
「いや、中途半端じゃなく、しっかり痕付けてくれ、俺もルリのモンだから」
ワタシはあまりの嬉しさに涙が溢れたけど、キツくキツく口づけし、ハルトの胸板に花のような痕を付けた。
ワタシを桜と云うなら、ハルトは薔薇、
黒い薔薇…妖艶な香りを放ち誘き寄せ、すべてを虜にする。
でも黒い薔薇は人工的に造られたもの…
ずっとずっと一緒にいれば、いつか心を取り戻し、真紅の輝きを放つだろう…
「ルリ、時間大丈夫?」
「今日は母が残業で、夕食も一緒に居られます。」
朝一番に話そうと思っていたことがやっと言えた。
空は、少しずつ赤みがかってきた。今日は夕焼けになりそう。
「シタい…またルリを抱きたい。」
ワタシ達は裸で抱き合って寝ていて、先程からハルトの下半身がアタシの腹部に存在感を示していた。
「ワタシもハルトでいっぱいになりたいです…」
答えるとワタシはベッドに張り付けられて、上からハルトの鋭い視線で刺される。