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***堕散る(おちる)***
第14章 step14八段目…体を貸すこと
優柔不断なワタシが招いた悲劇、いえ事故と思うことにした…

ワタシのしたいこと、すべきこと…それは、ハルトと一緒にいること

心がないと言うハルトの普通は、普通ではない。

ならば、普通ではないことも、一緒にいるために受け入れなければならない。


ハルトに心がないなら…ワタシは、心と体を切り離そう。
体は誰に貸そうと、心はハルトに捧げている。

それがハルトと一緒にいるということ



綺麗事で誤魔化しているかもしれないけれど、
ワタシの決意。



マンションの部屋番号を押す。なかなか出ない。

でもハルトは居るみたい…玄関のベルの反応も悪いけど中に入れて貰えた。

今日の分の下着は貰わなかったので、玄関で身に付けているものは全て外す。


ワタシは裸でハルトが居るだろう寝室に向かった。
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