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***堕散る(おちる)***
第14章 step14八段目…体を貸すこと
おやっさんはベッドに腰掛け

「なんや、勝手に終わりにすな〜。」

と荒い息で言う。

「おやっさん…モノみて言えば?夕方まで待つ気はないよ…

風呂も気をつけて…
俺の父親みたいに終わるよ?」

何も言わずに、バスルームに行くおやっさん。

約束は果たしたから、ルリが…


シーツを剥がして寝かせる。タオルを取りに洗面所にいく。


戻るとルリが目覚めていて、胸や顔の白濁を指に取って舐めていた。


どのルリだ?

「ルリ、今、体拭くからな。」


一気に桜色になり起き上がろうとする。

「ワタシ、自分で出来ます。」

羞恥の桜色…


「いや、俺にやらせろ。」

ルリは静かに頷く、顔を拭い、口づけをする。


うっ…さっきルリが舐めた俺の味がする。堪えて口づけを続ける。上体を綺麗にする。


「ハルト…抱いて綺麗にしてくれますか?」


ルリ…さっきおやっさんと約束したのは、やはり別のルリか…

たぶん、俺と目を合わせた時点からしか覚えてないな…
それはとても良かったが、どう話そうか…

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