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***堕散る(おちる)***
第14章 step14八段目…体を貸すこと
音を聴かせるだけで、実際には切っていないが、目隠しをしているルリにはわからない。
涙を流すが、黙って堪えるルリ。
「ショートヘアも似合うよ…」
頬を撫でるが、ビクッ…恐怖からの反応。
「ルリの血も見たいな。」
ハサミの先を立てて鎖骨をなぞる。
むろんフェイク、肌に痕は残っていない。
「赤くて綺麗だ。」
血を舐めとるような舌使いでピチャピチャと舐める。
ビクッ…
ツツゥウ…
ピチャピチャ…
ルリの体は恐怖から小さく震えている。
もう震えは止まらない。
下着に覆われていない部分をハサミでなぞり、舐める。
繰り返すうちに、舐めると
っふぅ…
色のある吐息が漏れる…
そのうちに、ハサミでなぞると、
ンアア…
鳴くようになる。
人の体は不思議だ。
目隠しで一つの器官を塞げば、他がカバーに入り強く働く。
逃れられない恐怖から、逃げようと、少しでも楽しいこと、良いことに反応して恐怖を紛らわすことに集中する。
臍から鳩尾を通り胸の谷間までをハサミでなぞれば、
ビクン…身を反らして喜ぶルリがいた。
涙を流すが、黙って堪えるルリ。
「ショートヘアも似合うよ…」
頬を撫でるが、ビクッ…恐怖からの反応。
「ルリの血も見たいな。」
ハサミの先を立てて鎖骨をなぞる。
むろんフェイク、肌に痕は残っていない。
「赤くて綺麗だ。」
血を舐めとるような舌使いでピチャピチャと舐める。
ビクッ…
ツツゥウ…
ピチャピチャ…
ルリの体は恐怖から小さく震えている。
もう震えは止まらない。
下着に覆われていない部分をハサミでなぞり、舐める。
繰り返すうちに、舐めると
っふぅ…
色のある吐息が漏れる…
そのうちに、ハサミでなぞると、
ンアア…
鳴くようになる。
人の体は不思議だ。
目隠しで一つの器官を塞げば、他がカバーに入り強く働く。
逃れられない恐怖から、逃げようと、少しでも楽しいこと、良いことに反応して恐怖を紛らわすことに集中する。
臍から鳩尾を通り胸の谷間までをハサミでなぞれば、
ビクン…身を反らして喜ぶルリがいた。