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***堕散る(おちる)***
第14章 step14八段目…体を貸すこと
あっ…

目覚めて自分の髪を見るルリ、
体の傷を確認するように、自分の体を撫で始める。


「ハルト、髪の毛は?傷は?」


「おはようルリ、ハサミとナイフは、音と感触だけで嘘だったんだよ。」


ルリが怒ると思ったが、滅茶苦茶に破られたブラを見て、顔を真っ赤にした。


「ショーツも確認する?」


固まるルリの足を持ち上げて、ショーツの破れたとこから、指を入れる。


「あっ…もう十分です…」

恥ずかしがるルリを他所に指で掻き回す。

声を殺して平然を装うルリに、ニヤリと笑い指の動きを激しくする。

グチョグチョと音がする。
ルリはまだ声を殺している。


ンっンっンっ…

ビシャ〜と音がしそうな勢いで潮が飛び散る…

ンンっ

「いっちゃったね?っ」

真っ赤なルリの頭を撫でる…

ハァハァと息を整えるルリに

「ルリ、感じる体はイイカラダなんだよ。」

念押しするように言う。


「イイカラダ…」

呪文のように繰り返すルリ

「そう、ルリの体はイイカラダ。」


暗示になるのか、わからないが、壊してしまうのは惜しい。

優しく撫でながらルリが落ち着くのを待った。
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