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***堕散る(おちる)***
第16章 step16十段目…二人きりの休日
夜…眠れるか不安だった…昼間、あれだけ熟睡できたのはルリが初めてだ
もし、やはり夜は眠れず、
ルリの肌を気持ち悪いと、引き剥がしてしまったら、
ルリで眠れなかったら、
もう後がない…
別にそういう存在を探していたわけでないが、
たまたま出会ってしまったら、試したい…
もし、ダメなら育成自体やめようと思っていた…
打ち明けるでもなく、ふとそんな話題になってしまった。
ルリといると大抵そうだ。計算でなく天然…
自信がないくせに、知らずと大言壮語する。
俺の不安を嗅ぎとってか、無意識か、
そして答えじゃない返事で正解を引き出す。
数人の、俺のオンナと、一時期呼んだ奴等は、
寝なきゃいいじゃん。朝までヤろうよ。
寝かしつけてあげる。
最悪なのは勝手に寝てる奴
そんなのしかいなかった。
ルリは、
「一緒に起きてる、眠くなれば寝れるよ。」
つまりは、『眠くなっても俺が起きてる間は一緒にいる』という凄いセリフを、何の下心もなくさらりと言う。
恩着せがましくもなく言ってのける。
本当に寝れるかも、と…期待と安心感に包まれて、知らずに意識がなくなっていた。
もし、やはり夜は眠れず、
ルリの肌を気持ち悪いと、引き剥がしてしまったら、
ルリで眠れなかったら、
もう後がない…
別にそういう存在を探していたわけでないが、
たまたま出会ってしまったら、試したい…
もし、ダメなら育成自体やめようと思っていた…
打ち明けるでもなく、ふとそんな話題になってしまった。
ルリといると大抵そうだ。計算でなく天然…
自信がないくせに、知らずと大言壮語する。
俺の不安を嗅ぎとってか、無意識か、
そして答えじゃない返事で正解を引き出す。
数人の、俺のオンナと、一時期呼んだ奴等は、
寝なきゃいいじゃん。朝までヤろうよ。
寝かしつけてあげる。
最悪なのは勝手に寝てる奴
そんなのしかいなかった。
ルリは、
「一緒に起きてる、眠くなれば寝れるよ。」
つまりは、『眠くなっても俺が起きてる間は一緒にいる』という凄いセリフを、何の下心もなくさらりと言う。
恩着せがましくもなく言ってのける。
本当に寝れるかも、と…期待と安心感に包まれて、知らずに意識がなくなっていた。