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***堕散る(おちる)***
第16章 step16十段目…二人きりの休日
「そういうこと…
まあ台車に沢山乗せて持ってくから、うまくすると5階分くらい一気に回収できるらしいよ?
ちなみにオプションで取り付けるから、物置スペースにしてる家もあるし、
どこの家に回収があるか、端末でわかるようになってる。」

腹が立ってたし、へぇ〜って言いたい気分だけど、

「そうなんですか、凄いですね…」

と答えた。

「まだ怒ってるの?
悪いけど久しぶりに思い切り笑わせてもらった。」

まだ、笑みが止められないハルトがワタシの頭を撫でる。
ハルトに抱きしめられる。でもハルトの笑う顔が見れたからいいかな…
と思ったら、ハルトの手がワタシの秘部に触れる。

アッ…

撫でた手を見せられた。
ほんの少し出てきてるだけだった。

「ハルトたち、出てきちゃいましたね…」

「これをハルトたち、って名前にするのは、やめようね…」

グイッと
手を顔に近づけられたので、舐めて綺麗にした。

「出てきちゃうの寂しいの?」

最初のうちルリに薬を使った時寂しいと言ってたから訊いてみた。

「はい」

ルリが抱きついてきた。

「もし、また出たら、今みたいにして、ルリの中に戻してあげな…」

「ルリ、朝ごはん何?」
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