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***堕散る(おちる)***
第16章 step16十段目…二人きりの休日
ルリが逃げるようにキッチンに向かった。


のんびりキッチンに行く。
食材が並んでいる。
卵とボールがある。

「何になるの?」

「卵焼きです…
甘いのと具入りのだし巻きどちらがいいですか?」


「甘いのは、もういい…
割って解していい?」

「お願いします。」

ルリが笑いながら言う。


フンフン〜
パカッ…

「見て、黄身を潰さず割れた。」

ルリが笑ってる。
何か可笑しいか?

フンフン〜パカッ…

卵を全部綺麗に割れた。

「崩すのもったいないなぁ」

ルリは笑ったままだ。


ご飯に味噌汁、鮭、卵焼き、お浸しとかいう野菜。

朝作らなかった方が昼飯になったらしい。

「いただきます。」

卵焼きに椎茸や葱、シラスが入っているのは混ぜたから知っている。

「ウマイ、やっぱり自分で作るとうまいなぁ。」

クスクスとルリが笑う。

「卵料理は作れますね…
トーストと目玉焼きだけでも、朝から食べた方がいいですよ?」

「自分のために作るのは面倒、
ルリに食べさせるから作る気になるんだ…」

ルリがぽかんと口を開けている。
何か可笑しなこと言ったか?
まぁ楽しそうだからいいか…
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