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***堕散る(おちる)***
第20章 20章 step20十四段目…秋
夏のリサさんのショーを思い出す。
でもその衣装より、もっとエッチな感じだった。

しかも今日の服装は、水色でボートネックにフレアのミニワンピ、透けていないか鏡で確認して部屋を出た。

「ちゃんと着てる?」

ハルトが背中からお尻までをスッと撫でる。
キャミソールの裾にもあしらわれた大量のギャザーレースがもこもこと腰を擽った。

「ひゃっ」

慌てて口を押さえる。
その隙に自分の下着の入った巾着を奪われてしまう。

あっ…

「うん、いい子だ。」

ハルトは開けた巾着の中身に話しかけていた。

子供のような笑顔にワタシは何も言えない。

「ハルト…」

「ああ、そうだね。
店長早くこれ包んで会計して。」

「あ、あの、ワタシもお店見てみたい。」

「そんな時間ないよ。
会計済むまでね。」

「えっ…」

ワタシは急いで店内を回る。普段着けているようなものも置いてあるけど、
ハルトが選んだものは、皆、下着というより服全身買えるんじゃないかというほど高価なものだった。

時間がないって、次は時間の指定がある予定を入れてるのかな。

映画?
ハルトが映画を見るイメージがない。

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