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***堕散る(おちる)***
第20章 20章 step20十四段目…秋
てっぺんに点が2つ、中央の少し下に犬の口のようなもの、こんもりした向こう側に、

『ルリのおっぱいオムライス』

と書かれていた。

「メッセージじゃない…」

「ん?ふわとろボインのルリのおっぱいそっくりじゃん」

「似てませ…」

「ん〜ママのオムライスって感じ。ありがとルリ」

話を遮り感想を言うハルトが、欲しかったものを手にいれて喜ぶ子供のように、キラキラした笑顔だった。

「食べるのもったいないな。」

「写メとったら?」

「おう、そうだ待ち受けにしよ。
ルリも待ち受けにしな?」

「無理です。」

フフン…

カシャッ…カシャッ

「さて、いただきます。
ん…ふわとろ美味いっ…」

ハルトが頬張って食べていく。ワタシもおっぱいオムライスにスプーンを入れる。

「ルリ…乳首から食べてみな?」

「やっ…いやです。」

「早く〜」

じぃっと見てくるので、てっぺんの点にスプーンを刺す。

「ハルトの作ったオムレツも美味しいです。」

ふふ〜ん、共食い共食いっ…

ハルトは呟くが、ワタシは構わずもう1つの点を刺す。

半ば自棄になりメッセージのところから食べていった。

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