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***堕散る(おちる)***
第20章 20章 step20十四段目…秋
『代わってや。話しに事務所に行ってもいいんやで?』

ルリが代わってもいいと合図するので電話を渡す。

おじさまからの電話に出る。全てはハルトのため…

「もしもし、代わりました。ルリです。」

『おお、やっぱりルリちゃんいたんか。
坊主と上手くいっとるんやな。』

「はい。」

『元気そうやな。sex楽しんどるか?』

「元気です。」

『今日は頼みがあって電話したんや。』

「何でしょう。」

『ワシのせがれとデートして欲しいんや』

「デートですか?」

『そや、一度会って欲しいんや。』

「ルリ?おやっさんなんて?」

「息子さんとデートして欲しいって…」

「ああ、あの根性なしか…」

『おい坊主、確かにヘタレかもしれんが、ワシに聞こえるよう言うとは、またどんだけ無礼なんや。』

「おじさま?すみません…行きます。デート
ハルトと一緒でもいいですか?」

『そやな、デートの最中はせがれと二人、離れたところに坊主待たせとくっちゅうならええで。』

「わかりました。」

『ほな、次の連休あたり予定しといてや。
坊主に代わってや。』

ハルトに電話を渡す。


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