この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第21章 step21十五段目…愁秋
食事終わったら出かけるのかな…
悪い人ではなさそうだけど、ハルトのことをよく思ってないのは明らかで、二人でいるのは辛かった。
食事が終わり、テーブルが片付けられる。
ワタシは相手の出方を待つしかない。
「プレゼントした制服、良く見せてくださいね。」
ワタシの脇に来て、手を引き窓際まで連れていかれる。
「ゆっくり一周して見せてください。」
言われるままに従った。
「うん、とても素敵です。
外の景色をご覧なさい。高い所からの景色、素晴らしいと思いませんか?」
そう言われて、窓の外を眺める。前回、来た時には、ここからの景色を見ることなどなかった。
この辺ではかなり高い所で、ぐるっと周りを見渡せる。タワーやビル、おもちゃのような街並みに見入っていた。
「凄いですね。街が…ッウ…キャァア」
背後からきた息子さんに、いきなり縛られる。
胸の辺りに縄が掛けられていく。
「僕の名前はトモヤ…
ちゃんと僕の名前も呼んで欲しかったですね。」
腕も一緒に括られて身動きできない。
「トモヤさん、やめてください。何をするんですか?」
「デートですよ。親父ともデートしたでしょ?三日間も…」
やっ…
悪い人ではなさそうだけど、ハルトのことをよく思ってないのは明らかで、二人でいるのは辛かった。
食事が終わり、テーブルが片付けられる。
ワタシは相手の出方を待つしかない。
「プレゼントした制服、良く見せてくださいね。」
ワタシの脇に来て、手を引き窓際まで連れていかれる。
「ゆっくり一周して見せてください。」
言われるままに従った。
「うん、とても素敵です。
外の景色をご覧なさい。高い所からの景色、素晴らしいと思いませんか?」
そう言われて、窓の外を眺める。前回、来た時には、ここからの景色を見ることなどなかった。
この辺ではかなり高い所で、ぐるっと周りを見渡せる。タワーやビル、おもちゃのような街並みに見入っていた。
「凄いですね。街が…ッウ…キャァア」
背後からきた息子さんに、いきなり縛られる。
胸の辺りに縄が掛けられていく。
「僕の名前はトモヤ…
ちゃんと僕の名前も呼んで欲しかったですね。」
腕も一緒に括られて身動きできない。
「トモヤさん、やめてください。何をするんですか?」
「デートですよ。親父ともデートしたでしょ?三日間も…」
やっ…