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***堕散る(おちる)***
第21章 step21十五段目…愁秋
後ろに立つ彼は、ロープの端を持っていて、引っ張るのだろう。
グイグイと引かれて、後ろ向きに歩かされる。
転ばないよう歩くのが精一杯で、後ろを振り向くことも出来ずに引かれていく。
別の部屋に連れていかれる。ベッドがある。確認できたと同時に押され、ベッドにうつ伏せに倒れ込んでしまう。
ああっ…やめてください…
願いは届かず、両足首を纏めて括られてしまった。
ゴロン…
丸太のように転がされ、ロープが敷かれていたのか、腰骨辺りを結ばれて手首も体と一緒に纏められてしまった。
3ヵ所を縛られ、アタシは身動きを一切取れず、
一本の棒のように横たわっていた。
トモヤさんがネクタイを外す。
「お願いします。こんなことやめてください。」
「ルリさん、今の言葉、しっかり覚えていてくださいね。
しばらくしたら違うことを言ってますよ。」
そんな筈はない。そう思うワタシのすぐ脇で、トモヤさんは平然と服を脱いでいった。
何をされるのか、何故縛るのか、先が読めない恐怖がワタシを震えさせた。
トモヤさんが馬乗りになりワタシのタイを外す。
そのままセーラーの裾を捲られる。
グイグイと引かれて、後ろ向きに歩かされる。
転ばないよう歩くのが精一杯で、後ろを振り向くことも出来ずに引かれていく。
別の部屋に連れていかれる。ベッドがある。確認できたと同時に押され、ベッドにうつ伏せに倒れ込んでしまう。
ああっ…やめてください…
願いは届かず、両足首を纏めて括られてしまった。
ゴロン…
丸太のように転がされ、ロープが敷かれていたのか、腰骨辺りを結ばれて手首も体と一緒に纏められてしまった。
3ヵ所を縛られ、アタシは身動きを一切取れず、
一本の棒のように横たわっていた。
トモヤさんがネクタイを外す。
「お願いします。こんなことやめてください。」
「ルリさん、今の言葉、しっかり覚えていてくださいね。
しばらくしたら違うことを言ってますよ。」
そんな筈はない。そう思うワタシのすぐ脇で、トモヤさんは平然と服を脱いでいった。
何をされるのか、何故縛るのか、先が読めない恐怖がワタシを震えさせた。
トモヤさんが馬乗りになりワタシのタイを外す。
そのままセーラーの裾を捲られる。