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***堕散る(おちる)***
第21章 step21十五段目…愁秋
気持ちいい、もっとよくなりたい、そのためによくしたい。

互いがそれだけになる空間…

ああぁ…ハルト…またイク…イキますっ…

ルリはベッド端から空に飛び立つように見えた。

ズズン…

奥で捏ねるとルリがガクガク震え、離れてしまいそうなのでしっかりと繋ぎとめる。

ゥアアアア…

吐き出せず膨らむ自身をルリが締め付ける。
声を出さずにはいられなかった。

二人の獣のような声が部屋に響き渡った。


ハルト…リング外して…中にください…

少し落ち着いたルリが言う。

「ルリ、窓のところに行って…」

膝でいざって進むルリを後ろから衝いて進む。
ガクガクと崩れそうになるのを支えながら…

ベッドから降りようとする所を抱えあげる。
アワアワとするルリをしっかり抱き締めた。

「景色綺麗だろ。」

目線から上は空、眼下に数件高層ビルがあるが、見下ろす感じに優越感に浸る。

あぁ…でも…見られちゃう…

「ルリの綺麗な体、見せてやればいい。」

腰を掴み律動を始める。絡みつくうねりに食いちぎられそうだし、自身も腫れ上がって擦れるだけで、痛みと快感が脳ミソまで突き抜ける。


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