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第22章 step22十六段目…初冬

ハルトがゼリーを鼻を摘まんで食べて半分を回してきた。

ワタシも食べる。
薬草と判れば、ハルトがいうほど臭くはないし、美味しい。

ハルトは口直しにタピオカを食べていた。

｢ルリ…シタクなってきた。｣

｢ええっ？｣

ハルトがタピオカを持ってこっちにくる。

｢タピオカ食べさせてやる。｣

ハルトがタピオカを口に入れ、ワタシの顎を引く。

ﾁｭｯ…ｸﾁｬｯ…ｸﾁﾕｯ…

口移しでタピオカが入ってくる。
舌も入って来て、タピオカと舌を掻き混ぜられる。

ﾝﾝ…ﾝﾌｯ…

弾力のある粒が舌に絡まり、弾かれてﾂﾙﾝと逃げていく。

ｽﾞｽﾞｯ…

吸われてタピオカがハルトの口に戻っていく。

ﾝﾊｧ…

ハルトの唇が離れ、ようやく息をした。

｢ルリ、あんま色っぽい声出すなよ。
店員さん来ちゃうし、亀、反応しちゃうだろ？｣

ハルトがワタシの手を股間に引っ張り、そこを擦らせる。

｢そのまま触ってて…｣

ハルトがタピオカをまた口移ししてくる。
唇が触れるとハルトがｸﾞｸﾞｯと反応を示す。

ワタシは手で形を辿るように触っていた。

ｸﾁｭｯ…ｼﾞｭﾙ…ｸﾁｬｯ…

タピオカが入っておかしな感触が走る。

ﾝﾌｯ…

ハルトが胸を触ってきた。