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第22章 step22十六段目…初冬

｢ツリーのてっぺんの星を手に入れると幸せになるとかって映画あったよね。｣

肌に触れそうなほど近くで話し掛けられる。
それだけで、そこから全身へと何かが走った。

｢ルリ、本当にイイカラダになってくね。｣

ﾋｬｱｱｱﾝ…


お尻を軽く押さえられただけなのに声が出てしまった。

ｱｧ…

星の周りを舌でなぞられる。擽ったさが甘い痺れに変わり拡がっていく。

ワタシは海の色が紫から紺に変わっていくのを眺めていた。

ツリーの周りをキスされたり舐められる。

手が下から伸びてきて乳房をやわやわと揉む。

ﾝ…ﾌｯ…ﾝﾝ…

もっと触れてほしい。
足りない刺激が欲を呼び覚ました。

ﾋﾟﾁｬｯ…ﾁｭﾊﾟｯ…

音を立ててお尻が舐められる。
構われない秘部から期待の蜜が溢れだした。

｢ルリ…おっぱいの星が尖ってるよ…｣

ｱｧ…ハルト…言わないで…焦らさないでください…

ハルトが立ち上がりワタシを自分のほうに向ける。
ハルトも裸だった。

ワタシはハルトにしがみついて胸元にキスをする。

ハルトはｷｭｯと抱き締めた後、ワタシを引き剥がした。

｢前もしっかり見せて、俺がルリを好きにする日でしょ？｣