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***堕散る(おちる)***
第22章 step22十六段目…初冬
ルリは既に桜色だ。

ゴールドのシルク地がスルリと音を立てて肩を滑る。
もう片方の腕も抜き、ストンとワンピースが床に落ちた。

「ん…リースに包まれたおっぱい。いいね。

ワンピースをかけて、またそこに戻って…」


ハルトに沢山もらったクリスマスプレゼント、ワタシに返せるものはこれしかない。

そんな思いで窓際に戻る。

「クリスマスツリーとリース、綺麗だ。お尻も見せて…」

ブラジャーは、カップのところがリースの飾りを模したレースで出来ていて、
内側は薄いレース地になっている。

そして真ん中のところが、さっきハルトが弄っていた星になっている。

ショーツは、ツリーのデザインだった。
前側はツリーが逆さまになっていて、てっぺんの星が大事な部分にある。

今ハルトが見ているお尻側は、普通にツリーが上向きについていて、尾てい骨の辺りに星がある。他はすべて黒の薄いレースだ。

「手をついてお尻のツリーが良く見えるようにしてね。」

ハルトが近づいてくるのがわかる。
何度触れられても、体を重ねても見られるのは恥ずかしい。

腰を掴まれて引っ張られる。それだけでビクッとしてしまう。


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