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***堕散る(おちる)***
第22章 step22十六段目…初冬
部屋についた途端、ツリーやらケーキ、キャンドルドームなどの流れで、
飛ばされた雰囲気を一気にハルトが戻す。

ああ…観覧車でキスして褪めないうちにワタシをと、
ハルトが必ず有言実行する人だと改めて思い出した。

「まずチャイニーズドレスの店員にヤキモチ妬いたよね。
ツリーの周りを俺を誘うように歩いて見てよ。」

「えっ…」

「俺が他所の女に釣られないように、エロく歩いてみな…」

ワタシがそういう色気がないのも知っててハルトは言う。

ワタシはツリーの周りをゆっくり歩く。

「ノーパンノーブラだっての忘れたの?」

アッ…

「それを意識して、スリットの太ももを撫で上げてみて…」

っ…

スリットがハルトの方を向くように立ち、屈んで膝辺りから足を撫で上げていく。

「もっと男を意識して、ルリの手を自分の手だと思って代わりにして見てるんだ。

その手は俺の手だ。もっとルリに触れたいんだ、イヤらしく這い回らせて…」

ルリがクネクネと指を動かして太ももを撫でる。
スリットの内側まで指が向かうが、まだまだエロさが足りない。


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