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***堕散る(おちる)***
第22章 step22十六段目…初冬
椅子に腰掛け直すとルリが太ももに手を掛けて顔を近づけてくる。

物乞いのような目で見上げてくるので、

「ルリの好きにしていいよ。」

許せば、嬉しそうに舌を這わせてきた。

自分を魅せるのはまだまだだが奉仕はもうプロだ。

ゆっくりと舐め上げて俺の反応を伺うときの上目遣いに、自身は素直に反応し硬さを増す。

犯したい。

欲望のままに頭を掴み捩じ伏せ、口内に突き刺した。

ジュパっジュルル…ジュジュ…

イヤらしい音を立ててオレにしゃぶりつくルリは中毒患者のようだった。

「んん…あんまりすると口に出すよ?…ルリが欲しいところ…見せて」

頭を離し、もう一度片足を椅子に乗せさせる。

「じっとしててね。」

キャンドルタワーから一本抜き取り、蝋燭の灯りで中を覗く。

夏にトイレで同じように覗いたのを思い出す。

そのときよりずっと反応していてジワッと濡れた秘部一帯は自ら蠢いて欲しがっていた。

ルリ自身は真っ赤な顔で俯いている、そのギャップに余計に犯したくなった。


「そうだ、ルリ、観覧車はまだ点いてる?」

ルリは突然のことにも黙って窓際にいく。

俺は蝋燭を元に戻しルリの背後に向かう。


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